斜面インフラマネジメント協会 協会概要
会長ご挨拶


一般社団法人斜面インフラマネジメント協会は、2025年1月23日に法人登記が完了し、同年2月20日開催の設立総会を経て正式に発足いたしました。
本協会設立は、頻発する地震や気候変動による豪雨等の災害外力の激甚化、斜面構造物の老朽化・維持更新の要請、急速な科学技術の進展と社会実装の要請、労働人口の減少、過疎化の進行等、21世紀の我が国が直面する諸課題を背景としています。
本協会は、2019年に設立した斜面維持補修施工技術研究会の5年間の活動を基に設立したもので、協会定款第3条に示す通り、「斜面構造物を重要なインフラと捉え、その健全性を保つための総合的なマネジメント技術の向上と普及を図る」ことを目的としています。
定款第3条には「斜面インフラ」と「マネジメント」の二つのキーワードがあり、それをもって本協会の名称のとしたものです。定款第4条に事業項目を掲げていますが、斜面インフラマネジメントに係る国内外の技術情報の収集・普及・データベースの構築と関係する諸機関・団体間の横断的な連携強化に尽きると考えております。
斜面インフラマネジメント協会は、我が国の斜面インフラの健全性を守り、安全・安心な交通インフラ等の構築・維持に貢献することを目指します。皆さんのご支援・ご指導をよろしくお願いします。
代表理事 日下部 治
道路法面の老朽化の現状
吹付法面の老朽化 |
吹付法枠の劣化 |
グラウンドアンカー(旧タイプ)の破断 |